断捨離
断捨離

もったいないの固定概念

最近「もったいない」という日本独特の概念が世界に広がり、モノを粗末にする消費社会の仕組みに変化が起こってきていることが、リサイクル業者を始め、オークションやフリーマーケット、レンタル専門業者などの企業が増えてきていることから感じられるのではないでしょうか。
そもそも「もったいない」という固定観念は、人が起こす何らかの行動の結果として「何かを失う」ことに対する心の引っかかりだと言えます。

例えば、デザインが古く感じる、飽きたと感じるなどという事はあるけど、まだ使おうと思えば使える、機能的な役割が果たせる場合、自分の勝手で手放す罪悪感を感じるようになります。
また、その商品に対して払った金額が大きかった場合、その金額に見合った回数分使っていないと感じることや、日常使いのものでない場合、使う機会がまだあるような気がするなど、払ったお金に対して元が取れていない感覚になることから心が引っかかってしまい、行動が起こせなくなります。
さらに、ネットで売る方法があっても、やり方がわからない、相場などを調べる手間や、新しいことをする気力や時間などの余裕がない場合、行動を起こすことで他のことが出来なくなって損した気分、つまりもったいないという感覚になり、仕舞い込んでいる方がマシだと思えてしまう負のサイクルに陥ります。

他にも、このチャンスを逃すと二度と手に入らないなど、機会を失うような気がするときにも「もったいない」が働きます。
これは必要かどうかより、手に入れることが目的であり、手に入れると満足して使わないケースや、実は視野が狭まっていただけで、もっと良いチャンスは他にもあったということもあります。

固定観念から脱出する方法は、何に自分は固執しているのかを知って、それをどう対処するかの方針を自分で決めることです。
物に対する向き合う姿勢は、自分の価値観を知ることや、自身と向き合うこと、人間関係にも通じるところがありますので、一度振り返ってみてはいかがでしょうか。